◆第70回大阪杯・G1(4月5日、阪神競馬場・芝2000メートル)

 第70回大阪杯・G1(4月5日、阪神)の1週前追い切りが26日、栗東トレセンで行われた。

 推進力にあふれていた。

メイショウタバルは太宰(レースは武豊)が騎乗し、CWコースでスマートサニー(6歳オープン)を2馬身追走。向こう正面までしっかり我慢を利かせて、直線は一杯に追われた。手綱が動くと素早い反応で力強く伸び、6ハロン80秒5―11秒4で3馬身突き放した。石橋調教師は「しまいは追ってくれという指示。有馬記念の時の追い切りよりは、首の使い方が良かった」とうなずいた。

 先週に続き太宰がまたがって、首の使い方や走りのバランスなどを確認。この中間は入念にフォームチェックを行ってきた。「有馬記念(13着)のときが悪かったわけではないけど、宝塚記念の時が良すぎたのかな。でも、(太宰)啓介は『先週よりかなり感触が良かった。高いなりに首は使っていた』と言ってくれた。先週より行きっぷりが良かったけど、抑えは利いていたという話だった」。G1初勝利を飾った絶好調時には及ばずも、追うごとに状態を上げているのは確かだ。

 春秋グランプリ制覇をかけて挑んだ前走は道中で引っかかったぶん直線で失速した。約3か月ぶりの復帰戦。引き続きテンションと折り合いはカギになるが、「競馬に行ってゲートを出てみないと分からないけど、今はスイッチが入っている感じはしない」と指揮官。3戦3勝と好相性の阪神で復権を期す。(山本 理貴)

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