◆第74回日経賞・G2(3月28日、中山競馬場・芝2500メートル、良=1着馬に天皇賞・春の優先出走権)

 天皇賞・春につながる中山の長距離G2が15頭で争われ、4番人気のマイユニバース(牡4歳、栗東・武幸四郎厩舎、父レイデオロ)が直線力強く伸びて、重賞初制覇を飾った。58歳の横山典弘騎手は昨夏の札幌記念(トップナイフ)以来の今年重賞初勝利で、自身の持つJRA最年長重賞勝利記録を更新した。

20年ミッキースワロー以来となる当レース7勝目で、自身の持つ歴代最多勝利を更新。JRA重賞は通算191勝目となった。勝ちタイムは2分30秒7。

 横山典騎手は同馬で8日に史上2人目となるJRA通算3000勝を達成。今度は相棒を初タイトルに導いた。昨年10月の菊花賞(13着)以来となる重賞挑戦も、過去2戦2勝、7馬身差と3馬身半差で圧勝している中山2500メートル戦で本領発揮。コスモキュランダ、ローシャムパークなどの重賞馬を撃破した。

 2着には2番人気のミクニインスパイア(丹内祐次騎手)、3着には3番人気のローシャムパーク(クリストフ・ルメール騎手)が入った。

 横山典弘騎手(1着=マイユニバース)「(中山の2500メートルがベストではなく)結果が出ているだけでどこでも走れます。いつも通りマイユニバースのリズム通りで。特に今日は一回使って馬体重も軽かったですけど、馬がずいぶん機嫌が良かったので道中の折り合いも今までで一番楽でしたね。その分最後にいい動きをしてくれました。

この馬自身まだまだ良くなりそうなんですけど、この状態でこれだけ動いてくれたので、言うことないです。(優先出走権を獲得した天皇賞・春は)距離の心配はしていないですけど、精神的にもろいところがあるので、その辺りが何ともなければ、せっかく権利があるのでチャレンジしたいなと思います」

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