今季からメジャーに移籍したブルージェイズ・岡本和真内野手(29)と、ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が29日(日本時間30日)、そろってホームランを放った。

 まずは、本拠地・アスレチックス戦に「5番・三塁」でスタメン出場した岡本。

開幕からの2戦は本塁打こそ出ていなかったが、8打数3安打の打率3割7分5厘でチームの2連勝発進に貢献していた。3点リードした4回先頭の2打席目に、1ボールから先発右腕・モラレスの96・4マイル(約155・1キロ)直球を振り抜くと、逆方向の右翼席にメジャー1号となるソロを運んだ。打球速度は110・4マイル(約177・7キロ)、飛距離420フィート(約128メートル)、打球角度25度。メジャー13打席目にして出た1号ソロとなった。

 負けていないのはホワイトソックスの村上。6番、4番と上がった打順は、2試合連発でこの日は「2番・一塁」。敵地・ブルワーズ戦にスタメン出場すると、2点をリードした2回2死の2打席目に、先発右腕・スプロートの内角低め93・2マイル(約150・0キロ)を右翼席最前列に運んだ。これで開幕から3試合連続弾。デビューから3試合連続で本塁打を放つのは日本人打者、ホワイトソックス史上初だっただけでなく、メジャーの歴史の中でもストーリー(16年、ロッキーズ)、ルイス819年、マリナーズ)、デローター(26年、ガーディアンズ)に次ぎ、4人目の快挙となった。

 NPBでも本塁打王を争ってきた岡本と村上。NPBで岡本は248本塁打、村上は246本塁打を放って、3度ずつ本塁打王に輝いて海を渡った。これまでメジャー1年目に放った本塁打の日本人最多は18年大谷翔平(当時エンゼルス)の22本。

ここまで162試合のレギュラーシーズンで換算すると、村上は162本ペース、岡本は54本ペースと期待が持てるスタートダッシュを切った。かつては日本人のパワーはメジャーで通用しないと言われてきたが、大谷が23、24年と2度の本塁打王に輝き、昨季は55本塁打で時代は変わった。今季は岡本と村上の「大谷超え」に注目だ。

 ◆日本人メジャーリーガーの1年目の本塁打数上位

 〈1〉22本 大谷翔平(2018年、エンゼルス)

 〈2〉18本 城島健司(2006年、マリナーズ)

 〈3〉16本 松井秀喜(2003年、ヤンキース)

 〈4〉15本 井口資仁(2005年、ホワイトソックス)

      吉田正尚(2023年、レッドソックス)

 〈6〉14本 鈴木誠也(2022年、カブス

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