第98回センバツ高校野球大会(甲子園)の決勝は31日午後0時半から、智弁学園(奈良)と大阪桐蔭が激突する。10年ぶりの決勝進出を決めている智弁学園は30日、兵庫・西宮市内で練習を行い、決勝に備えた。

 エースの杉本真滉投手は「いろんな方に支えてきてもらった。甲子園で恩返しができるように、チーム一丸で絶対に勝ちたい」と宣言。大阪桐蔭との頂上決戦については「高校野球といえば、大阪桐蔭。でも1回戦からの戦いと変わらず。決勝だから何かをするとかはなく、いつも通りの自分たちの野球を」と平常心を強調した。気になる打者は「あまりいないです」とサラリ。相手投手からの刺激も「あまりないですね」と笑顔を見せた。

 ここまで全4試合に登板。計498球を投げてきたエースだが「その割に全然、疲労はないです。(体は)軽かった。張りも全くなかったので、全然いけると思います」と、キャッチボールなどで軽めの調整を行った。29日の準決勝では最後の打者の打球が左すねに直撃したが、腫れもなく「大丈夫です」と不安なし。

起用法は伝えられていないが「もう、全部投げるつもりでいるので。全然大丈夫です」と意気込んだ。

 気になるのは、1週間で500球以内と定められている球数制限だ。31日に決勝戦が行われた場合、杉本は残り131球。天候不良の可能性もあり、もし4月1日に順延すれば、制限を考えなくてよくなる。「できれば、それがいいですね。球数が返ってくるので」。笑顔で本音をこぼしつつも「あまり気にしていないです。他の投手もいるので。試合は明日。明日に向けて調整を」と集中。“雨乞い”はしなかった。

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