◆第70回大阪杯・G1(4月5日、阪神競馬場・芝2000メートル)追い切り=4月1日、栗東トレセン

 ダノンデサイル(牡5歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)は栗東・坂路を単走で仕上げた。手綱は持ったままで、馬の走る気に任せた調整。

気持ちは冷静に、脚取りは力強く、54秒9―12秒7で駆け上がった。

 つきっきりで稽古をつける安田調教師も合格点を与えた。「気持ちを和らげる調教で、そんなに強い負荷はかけていません。いかにレースに向けて、いい集中力をつくっていけるか。現時点で、求めている雰囲気はあります」。ドバイ遠征を見送っての参戦となるが、先週はCWコースでの3頭併せで、6ハロン80秒8―10秒9で鋭伸。予定を切り替えた影響はなく、すでに能力を発揮できる仕上がりだ。

 今月5日まで騎乗停止中の戸崎圭太騎手に代わり、坂井瑠星騎手が新タッグ。3月17日に初コンタクトを取った。24年の日本ダービーを勝ち、昨年のドバイ・シーマクラシックを制した屈指の実力馬の手綱を託された若きトップジョッキーは「非常にパワーと、全体の能力の高さを感じた。これだけの馬の騎乗依頼をいただいた。結果を求められての依頼だと思う。

いいレースができたら」と言葉に力を込めた。

 昨秋はジャパンC、有馬記念で3着。「競馬に対して逆算して、気持ちを高めていけるようになっている。今までの経験を生かして、もちろんいい結果を」と指揮官。G1・2勝馬が貫禄の走りで復活Vを飾る。(山本 理貴)

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