◆第70回大阪杯・G1(4月5日、阪神競馬場・芝2000メートル、良)

 こじ開けるように伸びてきた。3コーナー過ぎ。

好位直後のダノンデサイルは馬群に包まれていた。直線入り口でも進路ができず、内で前が開いたのはラスト300メートル。坂井の左ステッキで上位2頭に追いすがったが、3着までが精いっぱいだった。

 「全体的に少し忙しい感じがあって、ベストの条件ではなかったかなというなかでも、力のあるところは見せてくれました」と初コンビの坂井はたたえた。当初は連覇を狙うドバイ・シーマクラシックを目指していたが、先月中旬に辞退。目標を切り替えた。

 結果的に一昨年の京成杯以来、約2年3か月ぶりとなる2000メートル戦。しかも、主戦の戸崎が騎乗停止になるなど決して楽な条件ではないなか、日本ダービー馬としての誇りは伝わった。勝って、完全復活を遂げる瞬間は徐々に近づいている。

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