◆第86回桜花賞・G1(4月12日、阪神競馬場・芝1600メートル)追い切り=4月8日、栗東トレセン

 思い出の桜花賞は、ウォーターナビレラに自信の本命を打った22年。直線で抜け出し「勝った!」と思ったが、ゴール前でスターズオンアースに鼻差差された悔しい記憶がある。

今年はナビレラと同じ武幸厩舎から2頭出し。フェアリーSでも◎だったブラックチャリス(牝3歳、栗東・武幸四郎厩舎、父キタサンブラック)が気になってきた。

 最終追い切りは栗東・CWコースで半マイル。終始馬なりだったが、前向きで推進力があり、四肢の動きも実にパワフル。好調ぶりが伝わった。武幸調教師も「だいぶ上がってきています」と手応えを口にしていた。

 馬体重が増えている点も好感が持てる。現時点で470キロで、前回の462キロより増加。指揮官は「前走時より強いメニューで乗ってますけど、増えてる」と著しい成長に目を細める。その前走時は中山への長距離輸送を考慮。「つくりでいえば、甘かった」と明かす。すなわち、今回はさらなる上積みが見込める状態ということだ。

 もう1頭のリリージョワ(牝3歳、栗東・武幸四郎厩舎、父シルバーステート)も動きは上々。セーブしながらでもラストは軽快だった。精神面も落ち着いている。追い切りの取材を終え、この2頭の評価が上がった。(水納 愛美)

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