◆第86回皐月賞・G1(4月19日、中山競馬場・芝2000メートル)1週前追い切り=4月8日、栗東トレセン

 第86回皐月賞・G1(19日、中山)の1週前追い切りが東西トレセンで行われ、昨年の最優秀2歳牡馬カヴァレリッツォ(牡3歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父サートゥルナーリア)が吉岡流の調整法で安定した脚運びを披露した。午前9時4分に栗東・坂路を単走。

首も連動させた柔らかみのある前肢の運びで、56秒7―14秒1でリズム良く駆け上がった。吉岡調教師は「先週の土曜にしっかりやっているので、道中の折り合いを重点的にやりました」と精神面に重きを置いた調整だった。

 差し脚を伸ばした朝日杯FSの勝利から約4か月ぶりの実戦となるが、前週の土曜日(4日)には3月19日の帰厩後から初となる栗東・CWコースに入り、6ハロン79秒1―11秒6秒の好時計で僚馬に先着。指揮官も「すごい良かった。数字的にも見た目の筋肉的にも、精神面もどっしりしてきて、体と精神面がリンクしてきている」と成長を感じ取っている。

 グレード制導入後、朝日杯FSからの直行組は0勝と壁は高い。それでも、現在は左に張る面が解消し、大きな弱点もなくなったG1馬。レースでも貫禄はさらに増すはずだ。

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