第74回府中牝馬ステークス・G3は6月21日、東京競馬場の芝1800メートルで行われる。

 ヴァルキリーバース(牝4歳、美浦・田中博康厩舎、父エピファネイア)の前走は手術明けで、間隔がかなり空いていたぶんテンションは高かったが、直線は2着馬の猛追を振り切ってリステッドを勝利。

改めて高い能力を示した。2000メートルで2勝を挙げ、フローラステークスでの2着もある。距離延長はむしろプラスで、重賞初制覇を達成して今後の飛躍につなげたい。

 ニシノティアモ(牝5歳、美浦・上原佑紀厩舎、父ドゥラメンテ)はG1初挑戦だった前走のヴィクトリアマイルは6着に終わったが、上位2頭はG1馬で3着とは0秒1差。結果は出せなかったが牝馬同士なら上位の力があることを証明した。東京の芝1800メートルは2、4、5、1、1着。好相性の舞台で重賞2勝目を狙う。

 コガネノソラ(牝5歳、美浦・菊沢隆徳厩舎、父ゴールドシップ)は前走の福島牝馬ステークスで24年のクイーンステークス以来となる重賞2勝目を挙げた。いずれも小回りコースでの重賞Vだが、当舞台ではスイートピーステークス勝ちを含めて2戦2勝。久しぶりの東京にも対応は可能だ。

 エストゥペンダ(牝4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父サートゥルナーリア)は3歳時に重賞で3、3、4、5着。昇級は形だけで持ち味である決め手が生きる展開なら、チャンスは十分にある。

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