バレーボールの大同生命SVリーグの大河正明チェアマンが17日、理事会後に都内で取材に応じた。5月の男子日本代表合宿中に、昨季は名古屋に在籍した選手1人が麻薬取締法違反(所持)の疑いで逮捕された事案を受け、「トップアスリートとしての自覚を促す」と、リーグとして大きく2つの対応策を発表した。

 1つは薬物に関するコンプライアンス研修。対象は選手、チームスタッフ全員。7月2日夜に講師を招き、大河氏が立ち会った上でオンラインで実施する。出席できない選手や海外選手に対しても後日、録画映像の視聴を必須とし、英語での対応も行う。新人研修に関しては「いつも以上に自覚を促していく」とした。

 2つ目はシーズン中の抜き打ち検査の実施。男女ともにシーズン開幕前とシーズン中に何度か、予告なしに尿検査または唾液検査をチームに課す。また、チームは入団前にも選手、スタッフ全員に検査で陰性を確認した上で入団させるとした。

 昨季は名古屋の主力として活躍した205センチのミドルブロッカー・佐藤駿一郎容疑者は、代表合宿中だった5月27日に、都内のパチンコ店で遊技。バッグを取りに店へ戻った際、警察による所持品検査で乾燥大麻の所持が発覚。同28日に警視庁に逮捕され、日本代表の登録も抹消。名古屋も契約解除した。

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