バスケットボール女子日本代表が21日、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京・北区)で9月のW杯(ドイツ・ベルリン)に向けた強化合宿を報道陣に公開した。バセドウ病を公表した21年東京五輪銀メンバーのPF宮沢夕貴主将が練習後、取材に応じ「病気と向き合いながらも、選手として、主将として日本を引っ張っていきたい」と、覚悟を示した。

 昨年11月頃、体調がすぐれず、同12月に病院を受診し、甲状腺ホルモンの過剰分泌を引き起こすバセドウ病と診断された。微熱が続いたり、疲れやすくなる時がある症状に悩まされた。病気と向き合ううちに、「自分の弱さは認めている。表に出して、次に進みたいと思った。それに一番は同じ病気で闘っている人が、少しでも前向きになれたらと思って」。33歳の誕生日前日の6月1日に、勇気を出してインスタグラムで公表することに決めた。

 病気を公表後は「精神的な波があるよ」などと、同じ病気の人からダイレクトメッセージが届いたり、「同じ病気と闘っている人が多いなと思った」と、反響があったという。コーリー・ゲインズ監督には2月の招集前に病気について伝えた。「リーダーシップがある」と信頼は揺らがず、2月に主将に指名された。薬を服用するなど、体調とも相談しながら責務を全うするつもりだ。

 W杯はこれまでとは違う思いを持って挑む。「病気を言い訳にしたくない。

世界を相手にどこまでできるか。結果にこだわりながら、チャレンジしたい」と、並々ならぬ思いを持って大舞台へ向かう。

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