函館競馬場でひときわ目立つ好馬体の新馬がいる。その名はブラッグス(牡2歳、栗東・平田修厩舎、父ブリックスアンドモルタル)だ。

デビューは7月12日の函館・芝1800メートルを予定。デビュー戦の1か月以上前の6月上旬から函館へ入厩し、入念な調整が進められている。

 今年の2歳新馬戦で、すでに4勝を挙げるなど絶好調の北村友一騎手=栗東・フリー=も一目置く存在だ。堀部助手は「ジョッキーがじっくり乗りたいと言って、大事に乗ってくれています。いいものを感じてくれているみたいです」とダービージョッキーのお墨付きに期待が膨らむ。

 馬房ではおとなしいが、オンとオフの差が大きい。我の強さを出す場面もあるそうだが、それが走る方向に向かうように調教で教えている段階だという。徐々に追い切りでも負荷を強めているが、「併せ馬でもむきにならないし、折り合いは大丈夫そうです」と評価する。

 馬体重は現在530キロ前後で、芝1800メートルの新馬戦を選択。同助手は「中長距離が良さそうです。手足が長く、一完歩が大きいので、切れる感じよりも長くいい脚という形になると思います」と適性を見込んでいる。母のエマノンをはじめ、その産駒もすべて平田厩舎に所属と、ゆかりの血統で期待も大きい。

3週間後のデビューが待ち遠しい大器だ。(三戸 達也)

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