日本ハムの伊藤大海投手(28)が25日、最多勝を争う西武・高橋光とのエース対決を心待ちにした。リーグ単独トップの9勝目を懸け26日の西武戦(ベルーナD)に先発する右腕は、「勝ってなんぼかなって僕は思っているので。

そこは意識して投げ続けたい」。この日はエスコンでキャッチボールなどの最終調整を行い、空路で東京入り。チームの勝利に直結する自身の白星を貪欲に狙いに行く。

 敵軍の先発はリーグ2位の7勝、防御率1・23をマークする高橋光。日頃から変化球や配球などの映像をチェックしており、「個人的にすごくリスペクトしている。参考にさせてもらっている部分もあるんで、投げながらいろんなことを吸収しながら、お互いが長いイニングを投げられるように、僕も負けじと投げたいなと思います」。完投数は共にリーグトップの3で、「欲を言えば2人で1試合を終えたいなというぐらいの気持ちはあります」と、“W完投”を思い描いた。高橋光とは過去6度投げ合い、2完封を含む3勝をマーク。至高のエース対決で先にマウンドを降りるつもりはない。

 西武戦は今季、2登板で1勝、防御率2・08。4月30日の同戦(ベルーナD)では7回2失点と試合を作ったが、長谷川に本塁打を献上しており、「カナリオ選手、ネビン選手。長谷川選手も前回打たれてますし、そこの右バッター3人がかなりキーになる」と、中軸を警戒した。

 26日のベルーナD周辺の最高気温は28度ほどで、本拠地・エスコンに比べ、蒸し暑さが心配されるが、「僕自身はそんな暑いのは嫌いじゃないんで。もちろん対策というか、これからベルーナに限らず、暑くなってきますし、チームとして体調管理であったりけがだったりとか、防げるものは防いでいきたい」。また、趣味の釣りとも比較し、「釣り場に比べると全然球場は涼しいんで、何の問題もないです(笑)」。時には、炎天下の中でも行う釣りで身につけた忍耐力や体力も味方につける。

 チームはシーズン折り返しの72試合を終え、貯金8。首位・西武とはこの日の試合前までで4・5ゲーム差の3位で、徐々に接近してきている。「各打者に仕事を続けさせない。一人ずつアウトにしていくってところで、次ヒットを打たれてもその次をちゃんと取るっていう、細かいことしっかりやっていく中で長いイニングを投げられたら」。エースが仕事を全うし、獅子打線を封じる。

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