上方落語協会新体制お披露目会見が29日、大阪・天満天神繁昌亭で開催された。

 23年ぶりに同協会員に再入会した桂南光も出席。

「なぜ辞めたかといいますと、とてもずさんな協会で、うちの師匠(桂枝雀)が『いっぺん、わしらだけ辞めようか。世間が注目するやろ』言うてシャレで辞めたんですよ。全然注目されなかった」と、当時を笑い話として振り返った。その後は協会員の人とも普通に付き合いがあり不都合もなく、師匠も亡くなってしまったため復帰の機会を逃していたことを打ち明けた。

 桂文枝笑福亭仁智会長からの再三にわたる再入会の呼びかけもあったが固辞。ところが「噺家じゃない別の方から『お弟子さん、孫弟子さんのことを考えたら戻るべき』と言われて、なるほどと。弟子と孫弟子だけお願いしますという訳にもいきませんから一緒にお願いしますと。理事会を開いていただいて満場一致で皆さんがOKしてくださったので再入会しました」といきさつを説明した。

 今後はいち協会員として役に立てればと気持ちを新たにしており「20周年公演でトリと漫才をと文枝師匠からお電話いただきまして…。文句言う人があったら僕が抑えますと言っていただいたので、ありがたいことでございます」と、まだ発表になっていない20周年公演に触れる場面もあった。

 協会を離れている間の繁昌亭については夜席にゲスト出演したこともあり「何度も呼んでいただいて、ここに来て、ああいいなと。この会場を見て戻ろうかなと思ったことは、何回もありました」と明かした。

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