歌舞伎の人間国宝・片岡仁左衛門が、東京・歌舞伎座で2日に開幕した「七月大歌舞伎」(26日千秋楽)の昼の部「元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿(おはまごてんつなとよきょう)」に出演している。

 意外にも、仁左衛門が7月の歌舞伎座に登場するのは49年ぶり。

後に6代将軍となる徳川綱豊を演じている。あだ討ちの覚悟がどこまであるのか探ろうとする綱豊卿と、本心を悟られまいとする赤穂浪士の一人・富森助右衛門(松本幸四郎)の肚(はら)の探り合いが見どころ。

 仁左衛門は「役者によっていろんな役の捉え方がありますが、浪士に対する愛情というか。上から目線でありながら、対等に考えようとする人物」と役をとらえる。仁左衛門が舞台に姿を見せると、初日昼の部で一番大きな拍手が起きていた。公演はAプロ、Bプロがあり、Aプロは仁左衛門が綱豊、幸四郎が助右衛門、Bプロは尾上松也が綱豊、中村隼人が助右衛門を演じる。

編集部おすすめ