スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(21)が5日、母校・花巻東高に隣接するJALスタジアム花巻球場で行われたふるさと交流イベントに参加した。岩手に帰省するのは、今年の正月以来となった。

 第1部では、地元の小学5、6年生および中学生を対象に、「佐々木麟太郎と話そう。スポーツと勉強のこと」をテーマに自身の中学時代を中心にした文武両道の歩みを語り、第2部では、打撃練習などを公開する予定となっている。

 昨年10月のドラフト会議でソフトバンクが1位指名して交渉権を獲得。スタンフォード大での米国2年目シーズンの今季は54試合で打率2割6分2厘、16本塁打、47打点の成績を残した。6月29日には一時帰国。今月1、2日には福岡へ向かってソフトバンクと面談した。

 今年から指名対象になるMLBドラフトを11、12日(日本時間12、13日)に控えている。6月23日(同24日)からは、MLBの有力ドラフト候補が一堂に会して、メジャーの編成担当らに能力を示す「ドラフトコンバイン」に参加。打撃練習で飛距離約140メートルの特大アーチを放ってアピールしていた。

 NPBドラフトへの返答期限は7月末。ソフトバンク入り、MLB球団入り、米大学でプレーの3つの選択肢がある進路に注目が集まっている。帰国時には「歩んできたキャリアと、目標とか理想が合う道。

責任を持って歩みたいと思えるところを誠実に、平等に見て選んでいきたい。しっかりと向き合って決めることが、野球選手として、人間としての宿命」と話していた。

 ◆佐々木 麟太郎(ささき・りんたろう) 2005年4月18日、岩手・北上市生まれ。21歳。幼少時から野球を始め、江釣子(えづりこ)中では大谷翔平の父・徹氏が監督を務める金ケ崎シニアに所属し、2年夏に「4番・三塁」で東日本選抜大会優勝。花巻東では1年春から「2番・一塁」でレギュラー。高校通算140本塁打。24年秋、スタンフォード大に進学。大学2年間では106試合に出場し、23本塁打、88打点、打率2割6分5厘。今年6月には185センチ、122キロ。

編集部おすすめ