北中米W杯決勝トーナメント(T)2回戦(6日=日本時間7日)で米国と対戦するベルギーのガルシア監督は5日、FIFAの裁定について強い反発を示した。

 対戦する米国のエースFWバログンは決勝T1回戦ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で相手選手を倒してレッドカードを受けて、一発退場。

1試合の出場停止処分が科され、本来ならベルギー戦は出場できないはずだった。ところがFIFAの規律委員会がこの日、出場停止処分の執行を1年間猶予すると発表。一転して出場できることになった。

 ガルシア監督は「W杯において7月5日が4月1日、つまりエイプリルフールだとは知らなかった」と皮肉った。さらに「自分たちの代表や協会を守りたいのではない。サッカーの誠実さ、高潔さを守ろうとしている」と主張した。問題に関する質問にはいらだちをみせ「そんな話で時間を無駄にしないでほしい。競技に集中したい」と訴える場面もあった。

 GKクルトワは「選手にとっては何も変わらない。試合に集中して、誰がプレーしようと勝つだけだ」と強調した。ベルギー協会は「驚きを禁じ得ない」として他の規定や今大会の規定に反すると指摘する声明を発表している。

 バログンの処分変更については、ドナルド・トランプ米大統領が自身のSNSで「重大な不正を正した。

感謝」と歓迎。一部では親しいFIFAのインファンティノ会長に直接電話をして処分の再検討を求めたとも報じられている。

編集部おすすめ