◆米大リーグ ドジャース―パドレス(5日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が5日(日本時間6日)、本拠地・パドレス戦に「1番・DH」で先発出場。現地時間でも32歳の誕生日。

右上腕二頭筋の張りからの復帰戦で、4点を追う7回2死一、二塁の第4打席で左腕モレホンから中前適時打を放った。フルカウントから100・4マイル(約161・6キロ)シンカーに詰まりながらもセンターの前に落とし、32歳初ヒットをマークした。

 この日の大谷は先発左腕シアーズに対し、初回先頭の第1打席は見逃し三振。右飛に倒れた3回2死の第2打席では2球目のスライダーを空振りした際に両手からバットがすっぽ抜けて一塁ファウルゾーンに吹っ飛んでいく珍しい場面もあった。6回1死の第3打席は松井裕樹投手(30)との「日本人対決」となり、ストレートの四球で32歳初出塁を記録していた。

 2児のパパになって初めての誕生日。MLBも公式Xで「Happy 32nd birthday to the legendary Shohei Ohtani(伝説的な存在、大谷翔平、32歳の誕生日おめでとう)」と祝福するなどお祝いムードに包まれる中、帰ってきた。前日4日(同5日)の同戦は右上腕二頭筋の張りのため今季5度目の欠場。それでも、治療を受けて完全休養に充てたこともあり、驚異の回復力を示した。

 メジャー通算300本塁打まで残り2本としている大谷。出場5試合ぶりの19号が飛び出せば大台に王手をかけるとともに、エンゼルス時代の19年にJ・バーランダー(当時アストロズ)から放って以来、7年ぶり2本目のバースデー弾となる。

 リアル二刀流で出場した3日(同4日)の本拠地・パドレス戦では、23年9月の右肘手術から復帰後最多となる110球を投げ、6回7安打3失点、9奪三振と粘投。

7回にT・ヘルナンデスの満塁本塁打で逆転し、大谷の黒星も帳消しとなった。打者としては3打数無安打で7回に代打が送られて途中交代。6回の打席の後に右上腕二頭筋の張りを覚えていたことを明かし、「大事を取ってという感じですかね。(同箇所の張りは)1か月、2か月前ぐらいも練習でなったんですけど、その時は比較的良くはなったので、今回もそうじゃないかなと思ってます」と話していた。

 ただ、大谷は左膝の炎症の影響で欠場した翌日、6月13日(同14日)の敵地・ホワイトソックス戦でも先頭打者アーチ。真美子夫人の第2子出産に伴う休暇を取得した翌日、20日(同21日)の本拠地・オリオールズ戦でも自ら祝砲を放つなど“鉄人”ぶりを見せてきた。

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