◆テニス ▽ウィンブルドン第11日(9日、英国・ウィンブルドン)

 車いすテニス男子シングルス準々決勝で、2024年パリ・パラリンピック金メダルで、世界ランキング1位の小田凱人(東海理化)が、順当にベスト4に進出だ。24年パリ・パラ男子ダブルスで銀メダルを獲得したペアで、同7位の三木拓也(トヨタ自動車)に6-2、6-2で勝ち、準決勝では、全豪決勝の再現となる同3位のマルティン・デラプエンテ(スペイン)と対戦する。

 2024年全仏準決勝以来、4大大会では2年ぶりの対戦となる日本男子のトップ2。しかし、過去の対戦で8勝1敗と圧倒しているように、この日も世界王者の小田が快勝だ。三木も第2セットの序盤は食い下がったが、最後は小田のパワーと安定性に押し切られた。

 今大会に優勝すれば、2025年全仏から4大大会6大会連続優勝となる。ウィンブルドンでシングルスが正式に始まった2017年以来、6大会連続優勝は、車いすテニス全種目で、女子シングルスのデフロート(オランダ)が達成しただけ。小田に、また新たな勲章が加わるまで、残り2勝だ。

 また、今大会を制すれば、車いすテニス男子で誰も成し遂げていない年間4大大会全制覇に王手をかける。すでに全豪、全仏を制し、今大会を制すれば、残すは全米だけとなる。今年掲げた最大の目標に、また1歩前進する。

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