2月のミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケートペアで、史上初めて金メダルを獲得した三浦璃来さん、木原龍一さんのペアがプロデュースするアイスショー「THE DESTINY」が31日、東京辰巳アイスアリーナで開幕する。前日は本番リンクでリハーサルが行われ、三浦さんは「やっぱり迫力がすごいので、会場に来られる方も動画サイトでご覧になる方も、皆で楽しんで滑っている姿を見て欲しい」と、語った。

 ファンにとっては何もかもが珍しいアイスショーとなる。「ペア、アイスダンスの素晴らしさを皆さまにお届けしたい」と三浦さん、木原さんのこだわりが詰まった3日間。出演者はペアとダンスの選手で、ミラノ五輪のメダリストもズラリとそろう。アイスショーではリンクの縁側を客席にすることも多いが、今回は競技用のサイズをそのまま使用する。照明も明るくしたという。木原さんは「特に一番こだわったのが、リンクサイズ。カップル競技の素晴らしさ、本当の迫力を皆さんに感じていただきたかった」と説明した。

 ペア、ダンスのコラボナンバーのテーマは「野球」。ベースボールシャツ姿の選手たちが、氷上でコミカルな演技を披露する。「最初はペアとアイスダンスの違いをコラボレーションナンバーの中でなにか表現できないかというアイデアだったけど、ペアとダンスの対決の方が面白いんじゃないかと」と木原さん。「THE DESTINY」ならではのナンバーとなり、三浦さんも「そもそもコンセプトを何にしよう、となった時に『僕は野球をやりたい』と。それいいね、となってそうなりました。

コスチュームもすごく可愛くて、素敵なものができあがっています」と笑顔だった。

 31日の開幕まで、何度もミーティングなどを重ねて準備をしてきたという初プロデュースのアイスショー。公演は8月2日まで、全4公演が行われる。

編集部おすすめ