◆ナッソーステークス・G1(現地時間7月30日、英国・グッドウッド競馬場・芝1980メートル、良)

 英国伝統の夏の中距離女王決定戦が、昨年に続き5頭立てで行われた。ライアン・ムーア騎手が騎乗した単勝1・67倍で断然1番人気のダイヤモンドネックレス(牝3歳、愛国・エイダン・オブライエン厩舎・父セントマークスバシリカ)が、2馬身3/4差をつけて無傷の6連勝を飾った。

 結果を受け、英国の大手ブックメーカーのウィリアムヒルは今年の凱旋門賞・G1(10月4日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル、日本時間23時05分発走予定)のオッズを更新した。

 ダイヤモンドネックレスはナッソーSが行われる前は13倍で4番人気タイだったが、11倍に評価がアップ。キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスのカルパナと並ぶ3番人気タイに浮上した。今後についてAオブライエン調教師は「(凱旋門賞参戦について)可能性はあります。状況次第ですが、次のレースで、その後どこへ行くかが分かります。選択肢がたくさんあります」とコメントしている。

 昨年1着のダリズが1番人気(4・5倍)。仏ダービー、エクリプスSを制した3歳牡馬のコンスティテューションリバーが9倍の2番人気で続いている。

 3歳牝馬は55キロで出走できるため、斤量面で有利。3歳牡馬は56・5キロ、4歳以上の牡馬が59・5キロ、4歳以上の牝馬は58キロを背負って走る。2000年以降、3歳牝馬は2008年にザルカヴァ、11年にデインドリーム、13年にトレヴ、17年にエネイブルが勝っており、ダイヤモンドネックレスも続くことができるか注目だ。

 日本調教馬の最上位人気は、宝塚記念を連覇したメイショウタバル(牡5歳、栗東・石橋守厩舎、父ゴールドシップ)と、昨年の目黒記念、今年の阪神大賞典を勝っているアドマイヤテラ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父レイデオロ)。

ともに26倍で12番人気タイの評価となっている。

 なお、今年も凱旋門賞のJRA海外馬券発売が行われることが、27日に発表されている。

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