◆全国高校野球選手権大会第2日▽1回戦 佐野日大1―0聖隷クリストファー(6日・甲子園)
今春から聖隷クリストファーの指揮を執っている田中公隆監督(52)が、夏の甲子園初采配で初勝利を逃した。エース・高部陸(3年)が好投しながらも守備のミスが重なって1点を失い、打線も6安打に抑えられて完封負け。
2004年センバツで監督代行として母校の大阪桐蔭を率いて以来の聖地。指導者としての“分岐点”になったのが、22年の「センバツ落選」だった。
21年春に聖隷クリストファーの副部長に就任。同年秋、東海大会準優勝で甲子園出場が有力視されながら、翌年1月のセンバツ選考委員会で落選の憂き目にあった。「信じられなかった。選手には切り替えようと言っても、簡単に切り替えられるものではなかった」。ショックからボールを投げられなくなった選手もいたという。「野球を嫌いになった選手もいたと思う」。子供たちの“痛み”を一番身近で感じたからこそ、より選手の目線に立って指導することを心がけた。
前監督の上村敏正校長(69)からタクトを託され、教え子たちとともに県連覇を達成。










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