◆第62回CBC賞・G3(8月9日、中京競馬場・芝1200メートル)

 北九州記念5着のアブキールベイ(牝4歳、栗東・坂口智康厩舎、父ファインニードル)は、軽視は禁物だ。近走の成績を見ると、3走前の愛知杯13着と2走前の鞍馬S12着が悪い意味で目立つが、この2走はいずれも敗因が明確。

愛知杯は経験が少ない1400メートルだったうえ、直線では前が壁になり満足に追えなかった。鞍馬Sは落馬した馬をよけて、4角で大きく外に膨れてしまった。いずれも、力を出し切ったとはいえない。

 前回は久々にスムーズな競馬ができた。牝馬で55・5キロのハンデも見込まれた印象だったが、0秒6差5着。上がり3ハロンは2位タイで、良馬場ならもっと切れたはずだ。

 昨年は葵Sを勝ち、その後も重賞で好戦していた実力馬。今回もハンデ戦だけに斤量はポイントになるが、スムーズな競馬ができればチャンスは十分だ。(水納 愛美)

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