大相撲の夏巡業が2日、岐阜市で始まった。名古屋場所で3度目の優勝を果たし、大関復帰を決めた安青錦は、上半身のトレーニングなどで汗を流した。

 関脇に転落した名古屋場所では12勝を挙げて、優勝決定ともえ戦も制して3度目の賜杯を抱いた。場所後に痛めていた左足の検査を受けたというが、「ここにいるということは、(状態は)まあまあ。割にも入ってないので、その部分では地方の皆さんと触れ合って喜んでもらえたら」と話した。巡業自体も昨年の冬巡業以来、約半年ぶりの参加で「全然出てなかったので、久しぶり。なんだか初めてな感じがする」と、笑みを浮かべた。

 先月29日の秋場所の番付編成会議後から大関としての扱いとなり、この日の土俵入りでは『大関・安青錦』のアナウンスが復活。「(大関と呼ばれなくなったことは)本場所から寂しかった。夏場所も出てないので、楽しみ」と復帰を実感した様子だった。また馬簾(ばれん)と呼ばれる下飾りの部分が紫色の大関仕様の化粧まわしを、復帰に合わせて部屋から持ってきたという。「まだつけたことのないまわしもあって、そこでも戻らないといけないなと思った。せっかく作っていただいて一回もつけられなかったら、自分的にも気持ちが良くないので」と、この日も大関仕様の化粧まわしで土俵に上がった。

 秋場所(9月13日初日、両国国技館)向けて夏巡業では「また一から体作りをしたい」とテーマを明かし、「体重は減らないようにしたい」と意気込んだ。

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