日米のプロレス界でトップレスラーとして活躍した元NWA世界ヘビー級王者のドリー・ファンク・ジュニアさんが亡くなった。85歳だった。

 ドリーさんは2024年8月24日に「テリー・ファンク1周忌追悼・大仁田厚デビュー50周年記念大会『川崎伝説2024』」に参戦。大会で西村修さんとのタッグで大仁田厚、雷神矢口とダブルヘル電流爆破マッチで対戦。プロレス人生で初の電流爆破マッチとなったドリーさんは、2023年8月23日に79歳で亡くなった弟のテリーさんの遺影を抱いて入場。試合では大仁田の電流爆破バットに被爆したが、最後は矢口を必殺のスピニングトーホールドで破った。

 大仁田は、ドリーさんの訃報に「私が全日本プロレスにいた頃、まだ少年のようだった私にとって、彼はすでにNWA王者であり、スーパースターでした。そんな彼と、私のデビュー50周年記念大会(2024年)で来日した際、川崎のリングで対戦できたことは光栄でした」と万感を込め「決して諦めるな!ファンクス・フォーエバー!安らかにお眠りください」と追悼した。

 大仁田は、今年10月に米フロリダでテリーさん、昨年2月に亡くなった西村修さんの追悼大会が計画され現地のプロモーターから招聘(しょうへい)されていた。この大会にはドリーさんが来場することも内定していた。

 大仁田は「ごく最近まで向こう側とやりとりをして飛行機の予約もしました。ドリーさんがリングに上がる予定だったのに…あまりにも急なことでショックです」と声を落とした。

 全日本プロレスの若手時代に「ドリーさんからエルボースマッシュを教えてもらったんですが、俺には難しくてできませんでした」と秘話も披露。そして2年前の電流爆破マッチで電流爆破バットで殴打もドリーさんが倒れなかったことを明かし「倒れたら起き上がれないと思ったのか…倒れませんでした。

さすがだった」とグレート・テキサンに思いをはせていた。

編集部おすすめ