◆女子プロゴルフツアー CATレディース 第1日(21日、神奈川・大箱根CC=6657ヤード、パー72)

 2023年大会覇者の蛭田みな美(YUASA)が5バーディー、ボギーなしで5アンダーの67をマークし、首位と1打差の3位と好スタートを切った。

 「ショットがすごくまとまっていたので、危なげなかったです」。

蛭田はノーボギーだった初日の18ホールを笑顔で振り返った。

 9番パー5は残り68ヤードの第3打を58度ウェッジで3メートルに寄せ、きついスライスラインを沈め「気持ち良かった」。15番パー5は残り118ヤードから9アイアンで1・5メートルのベタピンでバーディーを奪った。練習ラウンドでは、パー5の3打目を想定して100ヤード以内のショットを毎ホール打った成果が出た。

 プロ8年目だった23年大会でツアー初制覇。蛭田には再びこの大会で優勝したい理由がある。18番グリーン脇に展示されている、大会を主催する日本キャタピラーの重機「ミニホイールローダ」(約800万円相当)に目をやり「めちゃくちゃほしい」と熱望した。

 前回優勝時は副賞でミニショベルカーを獲得。福島県鮫川村の実家はかつて牧場で酪農を営み、11年の東日本大震災を機に牛の飼育はやめたが、主に飼料を育てていた広大な敷地を現在も有している。ミニショベルカーは父・宏さんが整地や薪運び、小道づくりなどに使用している。2台目の重機獲得を期待する家族の声は大きい。「祖父が40年くらい使っているローダがあって、(新しいものを)ほしいです」と目を輝かせた。

 直近5試合でトップ10入りが2度あり、3年ぶりの2勝目に近づいている。2日目に向けて「(グリーン)上からのパターがすごく速いので、注意しながら明日以降も頑張っていきたい」と力を込めた。

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