◆第62回新潟記念・G3(8月30日、新潟競馬場・芝2000メートル)

 サマー2000シリーズの最終第5戦で、24年桜花賞馬のステレンボッシュ(牝5歳、美浦・宮田敬介厩舎、父エピファネイア)が完全復活に向けて牙を研いでいる。

 3歳までの8戦はすべて3着以内と堅実だったが、4歳時は4戦で8着が最高と輝きを失いかけた。

転機となったのは、宮田厩舎への転厩2戦目だった今年5月のエプソムC。以前の走りを取り戻し、勝ち馬のトロヴァトーレと鼻差の2着で復調を印象づけた。

 続く安田記念は、久々のマイルの流れが合わず10着。宮田調教師は「息が入らないまま3、4コーナーまで走っていて、そうなると持ち味が出せないなと感じました」と敗因を挙げた。より合う条件を求めて新潟記念に臨む。

 中間の調整で大きな変化があった。転厩後の3戦は全て追い切りを単走で行っていたが、19日の1週前追いは美浦・Wコースで同じく新潟記念に出走するゾロアストロと併せ馬を行った。3馬身の先行から最後は半馬身遅れる形となったが、5ハロン81秒9―11秒0と好時計をマーク。これまで以上に強い負荷がかけられている点はプラスだ。指揮官は「久々の併せ馬でかむこともなかったし、リズムを確認できたのは良かったです。これで上がってきてくれれば」とさらなる上昇を期待する。

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