大手下着メーカー「ワコール」は10日、スピードスケート女子の五輪金メダリストで、先月に国民栄誉賞を受賞した高木美帆さん(32)が、同社の人間科学研究開発センターの外部研究員「ヒューマンパフォーマンス・フェロー」に、1日付で就任したと発表した。今後は高木さんが競技を通じて培った視点、身体感覚を研究活動や商品開発に活用していく。

また、ワコールのオウンドメディアなどを通して、活動内容を発信していくという。

 ワコールと高木さんの関係は高校時代から始まり、2019年には自身も使用しているコンディショニングウェアブランドの「CW―X」とパートナーシップ契約を締結。ワコールは「(19年)以来約6年半にわたり、商品開発におけるヒアリングや情報発信などを通じて関係を築いてきました」と説明した。ワコールによると、高木さんもコンディショニングや健康寿命などに関するテーマに興味を示していたという。

 ワコールがトップアスリートを外部研究員に迎えるのは初の試み。高木さんは同社を通じて「長年関わる中で、ワコールの社風、ものづくりや研究に向き合う真摯(しんし)な姿勢に好感を持っていました」と明かすと「ワコールが持つ専門的な知見と、私自身がアスリートとして培ってきた経験を掛け合わせることで、新たな視点や気づきを生み出し、みなさんの日々の生活に、より身近に役立てていただけるカタチになるように努めていきたい」などとコメントした。

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