大相撲秋場所で1年ぶり6度目の優勝を飾った横綱・大の里(二所ノ関)が28日、茨城・阿見町にある部屋で優勝一夜明け会見を開いた。

 横綱はすっきりした表情で「NHK生出演(サンデースポーツ)が終わったらすぐ風呂に入って寝た。

1日たって優勝したんだなと実感が湧いた」と話した。

 13日目に優勝の可能性があったが、まさかの2連敗。大関・安青錦(安治川)との千秋楽相星決戦にもつれこんだ。14日目の夜に師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)に「淡々とやろう」と助言を受け、力強さを取り戻し、圧倒できた。「13日目、14日目に決めてやろうと思って考えすぎてしまった」と振り返った。

 秋場所は3年連続で制したが、九州場所と初場所は優勝経験がない。「強い横綱になるには得意な場所、不得意な場所をなくさないといけない」。いまだ制したことのない九州場所、初場所、名古屋場所で賜杯を抱き、大横綱への道を歩む。

 ◇大の里 泰輝(おおのさと・だいき)本名は中村泰輝。2000年6月7日、石川・津幡町生まれ。小1から相撲を始め、新潟・能生(のう)中、同・海洋高、日体大を経て二所ノ関部屋に入門。23年夏場所で初土俵を踏み、24年夏場所で最速となる初土俵から所要7場所でのV。

25年夏場所後に最速での横綱昇進(年6場所制となった1958年以降)。得意は突き、押し、右四つ、寄り。190センチ、188キロ。家族は両親と妹。

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