陸上のロードレース「アディゼロ5Kトウキョウ・チャレンジ」が27日、東京・明治神宮外苑の公認コースで行われ、5キロエリート公認レースは、日大のシャドラック・キップケメイ(4年)が13分15秒で優勝した。5位の溜池一太(23)=SGH=が13分25秒で日本新記録をマーク。

25年5月に太田智樹(28)=トヨタ自動車=がつくった13分30秒の日本記録を5秒更新した。日本人2位の全体6位だった創価大の小池莉希(4年)も13分26秒と健闘し、従来の日本記録を超えた。

 今年1月の第102回箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を果たした青学大は、学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月12日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)の登録メンバー10人が出走6人の選考を兼ねて出場。飯田翔大(かいと、3年)が13分35秒で全体8位でチームトップだった。鳥井健太(4年)が13分36秒で全体11位、石川浩輝(2年)が13分37秒で全体12位で続いた。

 23日まで新潟・妙高高原で強化合宿を行い、まだ、疲労が残る中で青学大ランナーは力走した。前回の箱根駅伝でエース区間の2区(区間10位)を担った飯田は「13分45秒くらいを想定していましたが、10秒速く走れました。ここまで順調なので、これからもしっかり練習を積んでいきたい」と前向きに話した。

 鳥井は入学後、最初の学生3大駅伝だった1年時の出雲駅伝(5区9位)に出場したが、その後は出番なし。3年ぶりの3大駅伝出場が濃厚となった。「きょうは13分20秒台は出したかったです」とさらに意欲的に話した。前回の箱根駅伝では山下りの6区で3位と好走した石川は「平地区間でもチームの主力になるつもりです」と出雲駅伝、その後に続く全日本大学駅伝(11月1日)に向けて意欲的に話した。

 最近12年で9回の優勝を達成した箱根駅伝に向けては、原晋監督(59)は原則的に選考レースは行わずに普段の練習内容を緻密(ちみつ)に判断してなメンバー選考を行うが、9月下旬のこの時期は強化期間と位置づけ、選手を全力で競わせる方針。「基本的には上位の6人を出雲駅伝で起用する予定です」と原監督は説明した。チーム4位の前川竜之将(2年)、同5位の黒田然(3年)は学生3大駅伝デビューのチャンスをつかんだ。

 出雲駅伝の登録メンバー以外は前日26日に東京・町田市立陸上競技場で行われた絆記録挑戦会5000メートルに出場。13分39秒10でチームトップだった佐藤愛斗(3年)を筆頭に、自己ベスト記録を約15秒更新する13秒45秒61で走破した主将の中村海斗(4年)ら計13人が13分台をマーク。「この2日で(5000メートル、5キロで)13分台が22人。選手層は分厚くなっています」と原監督は手応えを明かす。その一方で「今季のチームは速さはあるが、まだ、強さを感じません。これから、まだまだ練習を積んでいきます」とさらなるチーム強化を宣言した。

 「出雲駅伝は早大が強いでしょう。でも、箱根駅伝では勝負しますよ!」。原監督は箱根駅伝で節目の10勝目へ自信と意欲をみなぎらせた。

 アディゼロ5Kトウキョウ・チャレンジの青学大出雲駅伝登録メンバーの成績は以下の通り。

 <8>飯田 翔大(3年)13分35秒

<11>鳥井 健太(4年)13分36秒

<12>石川 浩輝(2年)13分37秒

<14>前川竜之将(2年)13分39秒

<15>黒田 然 (3年)13分40秒

<16>小河原陽琉(3年)13分42秒

<17>平松 享祐(4年)13分43秒

<18>櫨元 優馬(2年)13分44秒

<26>古川 陽樹(1年)13分54秒

<75>折田 壮太(3年)14分36秒

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