◆プロボクシング ▽56・0キロ契約6回戦 中山颯太―ウェンデル・ババソル ▽フェザー級(57・1キロ以下)6回戦 古城佑馬―ケネス・スペロ(10月3日、東京・後楽園ホール)

 「DYNAMIC GLOVE on U―NEXT.48」の前日計量が2日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた。そろってプロデビュー戦に臨むアマ2023年全日本選手権ライト級王者・中山颯太(22)と高校3冠の古城佑馬(18)=帝拳=は、ともに計量をクリアした。

中山はウェンデル・ババソル(フィリピン、4勝2KO2敗)、古城はケネス・スペロ(フィリピン、3戦全勝2KO)と対戦する。

 アマチュアで70勝(30RSC)8敗の実績を誇る中山は、デビュー戦に向け、同門の東洋太平洋スーパーフェザー級王者・波田大和(29)、元WBOアジアパシフィック・フェザー級王者・藤田健児(32)らとスパーリングを重ねたという。「練習はしっかりやってきた。相手に何もさせない。相手に自分の距離感をつかませないで、自分だけが一方的に殴る」と“完封”勝利を目指す。

 駒大時代に次男・鉱一(現・駒大3年)、三男・聖也(現・大橋ジム)とともに関東大学リーグ1部優勝を飾るなど、「中山三兄弟」として注目を集めてきた。8月19日にはアマ7冠の聖也がプロデビュー戦に臨み、元WBAアジア・スーパーフライ級王者ナッタポン(タイ)を6回TKOで下した。「(弟から)バトンを託された感じはなかったが、変な試合をしたら何か言われるので、アイツ(聖也)よりはいいところを見せます」と兄の威厳を示すことを誓った。

 身長179センチの古城は、計量で自身より15センチ低いスペロと並び「これだけ身長差がある相手との対戦は初めて」と話したが、「身長差もあるので、ゆっくりジャブから組み立てていって、倒せるチャンスがあったら倒し切りたい。メキシコの選手とも練習してきたので、自信はある。あしたが楽しみ」と意気込んだ。

 古城は福岡・豊国学園高で昨年度の選抜、総体(インターハイ)、国スポの3冠を達成。

45勝(29KO・RSC)4敗の戦績を残した。

 ◆中山 颯太(なかやま・そうた)2003年11月20日、福岡市東区生まれ。22歳。6歳からスタービーアマチュアボクシングスクールでボクシングを始め、東福岡高、駒大で活躍。23年の全日本選手権、25年の国スポで優勝。24年のアジア選手権、25年のタイオープン国際トーナメントで銀メダル。アマチュア戦績は70勝(30RSC)8敗。身長173センチの右ボクサーファイター。4人きょうだいの長男(弟2人、妹1人)。

 ◆古城 佑馬(こじょう・ゆうま)2007年10月15日、山口・下関生まれ。18歳。豊国学園高3年時に選抜のライトウエルター級、総体と国スポのライト級で優勝し、高校3冠達成。

アマチュア戦績は49戦45勝(29KO・RSC)4敗。身長179センチの左ボクサーファイター。

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