昭和を代表する歌手の美空ひばりさんの名曲「みだれ髪」ゆかりの地、福島・いわき市長に39年前に送った「詫(わ)び状」がこのほど発見され、同市の「雲雀乃苑(ひばりのその)」に新たに展示されることが5日、分かった。12日に同所で新装・追加展示オープニングセレモニーが開催される。

 美空ひばりさんが大病から復帰し第1弾として発表した「みだれ髪」はいわきの塩屋岬にある塩屋埼灯台が舞台。ひばりさんは1987年11月「みだれ髪」のキャンペーンでいわきを訪問する予定だったが体調上の理由で断念し、当時のいわき市長・中田武雄氏に詫び状を送った。39年の時を超え、いわき市庁舎から地元有志によってこの詫び状が発見され、公開に合わせて、いわき市との縁を紹介する案内板も新装する。

 12日のセレモニーでは、坂本冬美が「みだれ髪」を歌唱。自身のデビューと同じ87年に発表された「みだれ髪」に万感の思いを込める。また「ひばり博士」の異名をとる梅谷心愛がみだれ髪のB面「塩屋崎」を披露する。また、7月にデビューした11歳の西山琳久は、秋元康氏がプロデュースし「AI美空ひばり」によって発表された「あれから」を歌う。司会は徳光和夫さんが務める。

 また今回の「雲雀乃苑」の新装に合わせオリジナル商品「美空ひばり吉祥コレクション」が新たに発売される。美空ひばりさんの不屈の精神と「挑戦」を出発点に、「再生」「平和」「大願成就」「金運」「勝運」「開運」「良縁」など、さまざまな吉祥モチーフを組み合わせ、16種類のオリジナルデザインを制作。12日から雲雀乃苑限定で発売される。

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