◆第69回スワンS・G2(10月12日、京都競馬場・芝1400メートル、良)

 約5分に及ぶ写真判定の結果、掲示板のてっぺんにダイヤモンドノットの勝ちを示す「1」の馬番が輝いた。2着馬との差は、推定3センチ。

横山武は「結構、思ったより際どかったみたいでドキドキでした」とホッとした表情を見せた。

 直線は馬場の最内からゴール手前で先頭に。だが、最後の最後にスズハロームが大外から強襲。ゴールの瞬間、内と外で馬体が重なったが、鞍上は「ゴールしたときは勝ったなと思っていた。鼻差でも勝ちは勝ちですからうれしいです」。昨年の富士S(ガイアフォース)以来となる、通算28度目のJRA重賞制覇に笑顔がはじけた。

 主戦の川田が南部杯で騎乗するため、“代打騎乗”が決まると、2日に栗東へ。坂路でのキャンターに加え、ゲート練習でも感触を確かめた。「(川田)将雅さんと福永先生からいろいろ聞いて、馬の感じをつかめていたのでいいイメージを持って乗りました」。想像通り、理想の競馬を展開。見事に結果を出した。

 次走は阪神C(12月26日、阪神)を視野。

古馬相手に結果を出した3歳馬には、実りの秋が待っている。(松ケ下 純平)

 ◆ダイヤモンドノット 父ブリックスアンドモルタル、母エンドレスノット(父ディープインパクト)。栗東・福永祐一厩舎所属の牡3歳。北海道平取町・坂東牧場の生産。通算成績は10戦4勝。総獲得賞金は1億9652万6000円。主な勝ち鞍は25年京王杯2歳S・G2、26年ファルコンS・G3。馬主は金子真人ホールディングス(株)。

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