◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ブルワーズ―ドジャース(12日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ドジャース・山本由伸投手(28)が12日(日本時間13日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦の敵地・ブルワーズ戦に先発し、1点リードの3回に逆転されて降板した。2回2/3を4安打3失点。

今季最短KOを食らい、ポストシーズン(PS)で先発した試合の最短KOにもなった。

 第1戦を落とし、必勝態勢で臨んだ一戦。由伸は1点の援護をもらった初回。1死からチュラングに左翼線二塁打を許すと、3番コントレラスにボール球の変化球を拾われ、同点適時打を浴びた。立ち上がりに25球を要した。

 3回。ドジャースはブ軍先発の右腕ヘンダーソンのけん制悪送球で1点を勝ち越したが、その裏、山本は先頭ハミルトンに中前打を打たれると、盗塁とチュラングへの四球で1死一、二塁。ここでプライアー投手コーチがマウンドに向かって間を置いた。その効果もあってか、前打席でタイムリーを献上したコントレラスを中飛。しかし、4番バウアーズには粘られて12球目で四球を与えた。2死満塁。5番の主将イエリチに逆転の2点適時打を食らった。

3回は降板までに36球かかり、大苦戦の75球だった。

 昨季もナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦の敵地・ブルワーズ戦に先発。先頭のチョウリオに先頭打者弾を浴びるまさかの幕開けとなったが、9回3安打1失点でメジャー移籍後初の完投勝利を果たした。PSでは日本人選手として初めての快挙を成し遂げ、以降は負けなしのPS5連勝中。今季もブレーブスとの地区シリーズ第3戦で7回1失点10Kで24年サイ・ヤング賞左腕のセールに投げ勝つなど、この日までのPS成績は11試合で8勝1敗、防御率2・14と圧巻の数字を残していた。

 メジャー移籍後の山本はレギュラーシーズン3年間で通算33勝をマークしたが、ホームでは12勝11敗、防御率3・26に対し、ビジターでは21勝8敗、防御率1・99。今季も本拠地では6勝6敗、防御率3・13と貯金をつくれなかったが、敵地では8勝3敗、防御率1・77と無双した。PSでもビジターでは6試合で5勝0敗、防御率1・42(全て試合前の時点)。「PS×敵地」は最強の相性となっていたが、まさかの光景が待っていた。

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