ドジャース・大谷翔平投手(32)が10日(日本時間11日)、あす11日(同12日)に第1戦を迎えるナ・リーグ優勝決定シリーズの敵地・ブルワーズ戦へ向けて、敵地での全体練習に参加し、グラウンドで行われたマシンを使った打撃練習を行った。

 大谷は2セット目までは軽めのスイングで21スイングで柵越えなし。

3セット目から力を入れ始めて、3セット目は11スイングで2本が柵越えで、右翼へこの日最長の140メートル特大弾もあった。

 5セット目の途中からは立つ位置を前にしてマシンとの距離は最短の8メートルほどまでに縮めた。あす11日(同12日)の第1戦では最速105・5マイル(約169・8キロ)を誇る剛腕のミジオロウスキーとあって、速球対策をしていた。

 ベイツ打撃コーチは「いい練習だった。(打者が通常よりも前に立つことで)かなり速く感じると思う。目を素早く動かして、頭の回転を速くするための練習だ」と説明。かつて史上4位の通算703本塁打を放ったプホルス(カージナルス、エンゼルスなど)が行っていた練習だったことも明かした。

 大谷は9月に右上腕二頭筋、左膝などのコンディション不良のため負傷者リスト(IL)入りしていた影響もあって、地区シリーズではなかなか調子が上向かずに13打数2安打の打率1割5分4厘で、長打や打点はなかった。本塁打は8月18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦で放った30号が最後で、102打席連続で出ていない。メジャー移籍後でこれまでのワーストは22年9月~23年4月の104打席連続。打順も地区シリーズでは第1、2戦が「2番」、第3戦が「5番」、第4戦が「4番」だった。

 第1戦のブルワーズの先発は、ジェーコブ・ミジオロウスキー投手(24)。

昨年7月に初対戦し、1打席目にいきなり大谷が本塁打を放ったが、その後はミジオロウスキーが抑えて、昨季のリーグ優勝決定シリーズも含めると通算3試合で対戦して7打数2安打、3三振となっている。

 24歳でメジャーデビュー2年目のミジオロウスキーは今季、30登板で16勝5敗をマーク。防御率1・80と252奪三振はともに両リーグトップで、サイ・ヤング賞は間違いなしとされている。身長201センチから投げ下ろされる剛速球が最大の武器で、6月26日(同27日)の本拠地・カブス戦では、先発投手史上最速となる105・5マイル(約169・8キロ)をマークした。

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