女優の石原さとみが15日、都内で行われた風邪薬「ルルAプレミアム」の新CM発表会に出席し、自身の半生を振り返った。

 壇上では商品の歩みとともに、自身が小学校に入学した頃からバレエや体操、ヒップホップダンス、琴、ピアノなどの習い事に取り組んだ思い出などを披露。

「球技や踊りの基礎を身につけたので、仕事にはすごく生きている。全て道がつながるよ、無駄なことはないよ、と言ってあげたい」とほほ笑んだ。

 2002年の第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン「ピュアガール2002」ではグランプリを受賞した。「人生が変わった日。グランプリをいただいた次の日の夏祭りでお披露目だったんですが、ホリプロに所属する全タレントが一堂に会したんです。壇上で『すごい世界に来てしまった。世界が変わった』と思ったのを鮮明に覚えています」と懐かしんだ。

 その1か月後にクランクインした映画「私のグランパ」(03年公開)ではヒロインを演じた。主演の菅原文太と2人きりでスタンバイしていた時間が印象的で「15歳の私は何をしゃべればいいんだろう、と思って、隣にいるということだけですごく緊張した。文太さんが『君は君のままでいいんだよ』と、ずっと心に残る言葉を掛けてくださった」と回想。同じく共演した浅野忠信とは、初めてできたサインを交換したという。

 結婚や出産を経て、来年にはデビュー25周年を迎える。

今後の抱負について「流水濁らず」という言葉を紹介。「流れる水が濁らないように、変化を恐れずに挑戦する勇気を持って生きていきたい。変化や挑戦が好き。挑戦してきた25年だったので、水が流れるように、濁らないように歩み続けたい。知らない自分に出会えたらいいな」と思い描いた。

 商品の歴史と同じ75歳の自分にかけたい言葉を問われると、舞台「リア王」で共演した事務所の先輩・吉田鋼太郎とのエピソードを紹介。舞台後に食事した際に吉田から「30年後の90代でも『リア王』をやりたい。その時、70代のさとみにも一緒にやってもらいたい」と言われたそう。

 この言葉を受け「すごくうれしかった。30年後に夢があるって、何て素敵なんだろう。鋼太郎さんのおかげでワクワクしたんです。私も30年後のやりたいことが鋼太郎さんのおかげで見つけることができた」と感謝。

「時間は有限とよく言われるけど、私はこの仕事が好きで死ぬまでできるかもしれないと思うと、時間ってたくさんあると思える」。長い時間をかけて挑戦し続ける人生をイメージしていた。

 この日から放送されるCMでは、22代目のイメージキャラクター「ルルさん」として出演。2人の娘役とともに秋の森を舞台にした新映像がお披露目された。

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