フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズに臨む男女シングルの日本勢が15日、都内で会見に臨んだ。世界ジュニア選手権で4連覇し、今季シニアデビューした島田麻央(木下グループ)が出席。

初戦となる第2戦、スケートカナダに向け「ショートプログラム(SP)はとにかく強く、そして自分の殻を破って、シニアに羽ばたいていくイメージで。フリープログラムは最後のジャンプからステップ、スピンまでの盛り上がりを感じていただけたら」と、意気込みを語った。

 島田は9月のチャレンジャーシリーズ・木下グループ杯でシニアの国際大会デビュー。フリーではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、4回転トウループの大技を成功させ、SP2位から逆転優勝した。13歳のノービス時代、22年4月のエーニャスプリング杯から継続していた国際大会無敗記録をシニアでも更新して「20」としていた。

 今シーズンの目標を問われ、「4回転を覚醒させたい。トウループを安定させることと、この間の大会で4回転ルッツを生で見て、もう一種跳びたいなと思った」と島田。木下グループ杯で、22年北京五輪銀メダリスト、アレクサンドラ・イグナトワ(ロシア)の見事な4回転ルッツに感化された。着氷の感覚をつかむため、ハーネスを使って練習に取り組んでいるという。さらに、「今シーズンは全ての大会でSPにトリプルアクセルを入れられるようにできたら」と、ジュニア時代は認められていなかったSPでのトリプルアクセルにも挑戦する予定だ。

 GPシリーズはスケートカナダと第5戦のフィンランド杯(11月21日開幕)にエントリー。12月のGPファイナル(中国)進出を目指す。

シニアデビューイヤー本格化へ、「憧れのシニアになるので、ひるまず何事にもチャレンジする1年にできたら」と、抱負を語った。

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