大同生命SVリーグ・広島サンダーズがこのほど、大同生命保険株式会社との地域活性化イベント「未来をつなぐ応援DAY」(後援・公益社団法人SVリーグ)を広島・猫田記念体育館で開催。地域の持続的発展、企業の持続的成長を目的とした企画で、地元中小企業・個人事業所から約110人が参加した。

 サンダーズと女子の大阪マーヴェラスをめぐっては、日本たばこ産業(JT)のバレーボール部門を分離・子会社する形で、両チームの運営を担う新会社「株式会社サンダーズ&マーヴェラス」が6月から事業を開始。冒頭、あいさつに立った米山文子・同社代表取締役社長は「今シーズンから新しい一歩を踏み出していきます。運営体制自体は新しくなりますが、今まで築いてきた歴史やつながりは変わりません。さらに進化させるべく、新しい会社で運営してまいります」と決意を口にした。

 続いて共催者あいさつを務めた岩谷崇志・大同生命常務執行役員は、サンダーズの本拠地である猫田記念体育館に言及。「この猫田記念体育館は、広島サンダーズの祖であります専売広島の思いがこもっている体育館でもあるかなと思います。そこでサンダーズの活力、熱量を感じていただければ」と話した。

 続いては、日本代表としてもプレーした平野信孝部長が「広島サンダーズの歩みと地域社会への価値創出」というテーマで講演。1931年のチーム創部から続く歴史に触れるとともに、クラブの社会連携を支える4つの柱「育てる(バレーボール教室など)」「つながる(学校や保育園、病院訪問など)」「支える(清掃活動、災害支援の検討など)」「盛り上げる(市民招待や地域イベントなど)」を紹介した。

 「我々はバレーボールを通じて、地域に笑顔と活力を届ける存在でありたい」と平野部長。「今までは企業スポーツというなかでやってまいりましたけど、今シーズンはプロ化元年。しっかりとバレーボールにコミットしながら事業として活動を続けていきたい」と言葉に力を込めた。

 以降は平野部長のエピソードに関するクイズや、「クラブと一緒に地域貢献や活性化活動に取り組む場合、どのような活動に取り組みたいか」というテーマでの意見交換会で参加者たちは互いに交流。地域企業交流会の終了後は、信州松本トライデンツとのプレシーズンマッチを観戦した。24日のリーグ初戦でも対戦する相手との一戦は2―3で敗れたが、緑のユニホームに身を包んだ参加者たちは新体制でシーズンに挑む選手たちへ懸命に声援を送るなど大いに盛り上がっていた。

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