まずは芝から、偉大な兄を追いかける。フォーエバーヤング(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)の弟、ヤングリッチ(牡2歳、栗東・矢作芳人厩舎、父レイデオロ)が18日の京都芝2000メートルでデビューする。

 兄と同じ藤田晋オーナーが3億円で落札し、鞍上も坂井瑠星騎手=栗東・矢作芳人厩舎=。ただ、昨年のBCクラシックなど国内外でG1級6勝の兄と違い、芝での始動を選択した。「牧場も厩舎スタッフも誰も(適性が)ダートとは言いませんからね」と矢作調教師。実際にフォーエバー以外で中央で勝ち上がった兄姉4頭の7勝中、3頭の6勝が芝で挙げたものだ。

 夏にゲート試験を合格し、再入厩後の調整は順調だ。8日の栗東・CWコースでは6ハロン85秒5―11秒4をマーク。「しまいはよく伸びていました。いいストライドで走る馬で、思っているより(時計が)速くなるんです」と担当の木庭助手は説明する。体感を超える走りは高い資質の証し。BCクラシック連覇へ挑む兄へ、デビューVで国内から大きな追い風を吹かせる。(山本 武志)

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