プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33)が所属する大橋ジムの大橋秀行会長(61)が29日、東京・後楽園ホールでの興行後に取材に応じ、来年3月に計画されている、尚弥とWBA世界バンタム級スーパー王者ジェシー“バム”ロドリゲス(26)=米国=との対戦についてコメント。「(王者に)挑戦したいというのが井上の第一の希望。

フェザー級でやろうと、そういうふうに考える方向にもいっている。本人(尚弥)は(ロドリゲスの)挑戦を受けるよりも、(フェザー級王者に)挑戦することにモチベーション、魅力を感じている」とモンスターの心境を代弁した。

 現状では来年3月にロドリゲスの挑戦を受けることを軸に、両陣営のプロモーター間で交渉が続いている。大橋会長は28日の取材で「一歩ずつ着実に進んでいます」と交渉が順調なことを明かしていた。一方でこの日は、「あまり(ロドリゲス陣営に)待たされちゃうのもね。こっちがチャンピオンなので」とも話した。

 ロドリゲスは12月11日にWBO世界バンタム級王者クリスチャン・メディナ(26)=メキシコ=との王座統一戦も計画されているが、いまだ正式発表には至っていない。尚弥は22日、都内でのイベント後に「(ロドリゲスが)12月にやってから(来年)3月というのは現実的ではない。やるならダイレクトしかない」と発言。ロドリゲスが12月にメディナ戦を挟む場合は、次戦でフェザー級王座への挑戦に舵を切る意向を示している。

 「あとちょっとで、はっきり答えが出ると思う」と大橋会長。「余計なことを言っちゃいそうなので、今宵はこのへんで…」と締めくくり、後楽園ホールを後にした。

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