◆競泳 東京スイミングセンター優秀選手招待水泳競技大会 第1日(30日、東京アクアティクスセンター)

 男子200メートル背泳ぎ決勝が行われ、9月の愛知・名古屋アジア大会で400m個人メドレー金の小島夢貴(豊川高)が、1分56秒49で2位。松下知之(東洋大)に優勝は譲ったものの「まだ練習も積めていない中で(1分)56秒は、結構びっくり」と、来シーズンに向け始動のタイミングでのレースに手応えを語った。

 シニアの代表デビューイヤーとなった今年、17歳の小島は8月のパンパシフィック選手権(米国)でこの種目優勝。アジア大会では、個人メドレーで200m銀、400m金メダルを獲得した。12日まで行われた日本短水路選手権後、オフは取らずに「身を入れずというか、軽く流すくらいの感覚でやっていた」と、1週間ほどは自身で練習強度を調整。先週頃から気持ちを入れ直し「また、持久力を取り戻すところから」と再スタートした。

 28年ロス五輪出場を目指し、来春からは中京大に進学予定。同大はインカレシード校の常連で、平泳ぎで24年パリ五輪代表の谷口卓(MEIGI)や、200m背泳ぎでアジア大会を制した西小野皓大(新東工業)らを輩出した屈指の強豪校だ。ただ近年、個人メドレーのトップ選手は400mで日本記録保持者の松下らを擁する東洋大などに進むことも多く、中京大としては選手層が薄い。チャレンジングな環境への挑戦とも言えるが、小島は「(不安は)ないですね。僕は、自信がないと行動に移さないので。中京というのは、本当に自分でやるかやらないか、なので」とキッパリと語った。

 中京大の体験練習にも参加し、佐々木祐一郎ヘッドコーチの人柄、方針も判断材料となったと言う。「僕は、よくコミュニケーションを取って、相談して、自分の意見を言ったり相手の意見を聞く、ということを大切にしている。

(HCは)体験でも、コミュニケーションをよく取ってくれる監督だったので。そこにひかれた」と小島。ロス五輪に向け、自己研磨が大きなテーマとなる。「自分でやらないといけないということは、よく分かっているので。そこをしっかりとやっていきたい」と、堂々と語った。

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