日本アクセスは9日、「新商品グランプリ2026年春夏」の審査集計結果を発表し、グランプリには理研ビタミンのドレッシング(加工食品部門1位)「リケンのノンオイル かけちゃえ エスニック」が選ばれた。また、冷食部門の1位はアヲハタ「くちどけフローズン 洋梨」。
同日、東京都品川区の本社で結果発表会を開いた。

「新商品グランプリ」は、同社が春・秋の年2回開催している展示会で、新商品を紹介して購買につなげる販促企画として実施しているもので、2009年から開始し、今回で34回目を迎えた。

今回は81社93品の商品がエントリーし、1月開催の展示会会場で同社公式LINEに登録している一般消費者から選ばれた東西計120人の審査員がすべてのエントリー商品を試食し、価格、味、利便性、トレンド性など多岐にわたる評価を行った。また今回から、市場実態を踏まえて従来の4部門に、飲料部門を加え、冷蔵食品部門を洋日配部門・和日配部門に分割し、計6部門体制へと拡充した。そして、表彰制度で時代性を反映した「トレンド賞」に加え、近年のヒット商品の要素として注目される「パッケージ賞」「ネーミング賞」を新設した。

審査を集計した結果、グランプリ商品には理研ビタミンのドレッシング(加工食品部門1位)「リケンのノンオイル かけちゃえ エスニック」(発売中/265円)が選ばれた(価格は税込)。

ほかの各部門1位には

▽飲料部門=キッコーマンソイフーズ「至福のごほうび 豆乳飲料白桃アールグレイ」(3月23日発売/162円)

▽冷蔵食品部門(洋日配)=伊藤忠商事「wellbeans ノンバターホワイト」(発売中/494円)

▽冷蔵食品部門(和日配)=新進「国産刻み紅しょうが」(発売中/259円)

▽冷凍食品部門=アヲハタ「くちどけフローズン 洋梨」(発売中/オープン価格)

▽アイス部門=明治「ブルガリアフローズンヨーグルトデザート 白桃」(3月30日発売/194円)

が選ばれた。

また、各部門のトレンド賞には

▽加工食品部門=マイセンファインフード「サクサクたんぱく」(3月23日発売/217円)

▽飲料部門:UCC上島珈琲「UCC TOTONOU by BLACK無糖 PET500ml」(3月16日発売/214円)

▽冷蔵食品部門(洋日配)=チチヤス「凍らせて食べるチチヤスヨーグルト」関東3月30日・関西:5月25日発売/159円)

▽冷蔵食品部門(和日配)=シマダヤ「流水麺 サラダパスタ つるりーに1食」(3月20日発売予定/183円)

▽冷凍食品部門=ハインツ日本「かけるだけ!洋食ライス シュクメルリ風チキンクリームライスの具」(発売中/オープン価格)

▽アイス部門=赤城乳業「トッピンぎゅ~!」(3月23日発売/194円)

が選ばれた。

パッケージ賞には冷凍食品部門のアヲハタ「くちどけフローズン いちご」(発売中/オープン価格)が、ネーミング賞には加工食品部門の昭和産業「俺が好きなうすーくて、ちーちゃいやつ。ホットケーキミックス」(発売中/378円)が、それぞれ選出された。

食品市場のトレンド分析結果について、今津達也マーケティング部長が話した。

今津部長によれば、分かりやすい味・食感・価格だけではない二極化現象が発生しており、定番ブランドVS新興ブランド、独自技術・製法VS消費者ニーズ、安心・安定VS新体験、健康VS欲求などの二極化がエントリー商品に見て取れたという。
これらを審査結果から分析すると、前述のうち「新興ブランド」「独自技術・製法」「新体験」「欲求」に対応する商品が選ばれる傾向があり、特に「新体験」を提供する商品の評価が高かったという。

開催にあたってあいさつした服部真也社長は「2025年の食品業界は、新生児人口のさらなる減少もあり人口減少・高齢化が進み、また人手不足・物流や人件費の高騰など、依然として厳しい環境が続いている。消費者の購買行動の特徴としては、日常では節約する一方、旅行や趣味、あるいは推し活など、自身の趣味やご褒美にはお金を使うというメリハリ消費がさらに定着し、購買行動はどんどん多様化している。当社は第9次中期経営計画で、『ソリューションプロバイダーへの進化』を副題として、得意先やメーカーの課題解決に取り組んでいる。本グランプリもその一環であり、メーカーの努力や商品の価値を消費者へ直接伝える場を提供すること、また本グランプリの結果を広く発信することで、新たな需要の創出と市場の活性化につなげていく」など話した。
「新商品グランプリ」首位は理研ビタミン『かけちゃえエスニック』、冷食部門1位はアヲハタ『くちどけフローズン 洋梨』【日本アクセス】
服部真也社長
服部真也社長
なお、同グランプリの詳しい内容は次のWEBサイトで確認できる。
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