キリンビバレッジは4月13日、子ども健康飲料「キリン つよいぞ!ムテキッズ」を成蹊小学校(東京都武蔵野市)の給食に導入した。同製品が継続的な施設給食へ導入されるのは今回が初めて。
学校給食を通じて、子どもたちが自然に体調管理を意識する新たな習慣づくりにつなげる。
キリンビバレッジ、子ども健康飲料「ムテキッズ」を施設給食に初導入、授業と給食で健康習慣づくり
成蹊小学校の給食時間の様子。「キリン つよいぞ!ムテキッズ」を手にする児童たち
成蹊小学校の給食時間の様子。「キリン つよいぞ!ムテキッズ」を手にする児童たち
この取り組みは、商品提供だけにとどまらず、授業で健康や免疫ケアへの理解を深め、給食で実践し、その体験を継続につなげる流れを重視している。成蹊小学校の教育方針と、キリン側の「子ども自身が前向きに取り組む健康習慣づくり」の考えが重なり、協働が実現した。同校が重視する、自分から学び、自分から取り組む姿勢とも通じる取り組みだ。

成蹊小学校の荻野雅校長は、「当校は行事が多く、子どもたちが本番に向けて準備や練習を重ねる一方、当日に体調不良や感染症で力を発揮できないこともある」と説明。そこで、手洗いや換気などに加え、「体の内側から何かできないかと考えていた中で、今回の提案があったので導入することにした」と語った。

給食での活用については、牛乳を基本としつつ、月4回程度設けている乳酸菌飲料や麦茶などの提供枠を活用する考え。行事前には頻度を上げることも検討する。荻野校長は、「給食は単なる栄養摂取ではなく食について考える学びの場である。子どもたちが食や健康管理について考える機会になればうれしい」と話した。
キリンビバレッジ、子ども健康飲料「ムテキッズ」を施設給食に初導入、授業と給食で健康習慣づくり
成蹊小学校で開かれたワークショップ。児童はビンゴ形式で健康習慣について考えた
成蹊小学校で開かれたワークショップ。
児童はビンゴ形式で健康習慣について考えた
当日は、キリンの免疫ケアアドバイザーである藤井絵里子さんが小学2年生の児童を対象にワークショップを実施した。まずビンゴ形式で、健康のために普段心がけていることを子どもたち自身に書いてもらい、生活習慣を振り返る時間を設けた。

続いて藤井さんが「免疫とは何か」と問いかけると、子どもたちからは「自分の体を守ってくれるヒーロー」といった声が上がった。藤井さんは、免疫とは外敵から体を守るシステムで、「サッカーで言えばゴールキーパーのようなもの」と説明。そのうえで、免疫を下げないためのポイントとして、規則正しい生活、適度な運動、栄養バランスのよい食事、十分な睡眠と心のゆとりを挙げた。

「ムテキッズ」は、プラズマ乳酸菌500億個と鉄分を配合した、すっきり飲みやすいヨーグルトテイストの子ども向け飲料。キリンビバレッジは商品開発にあたり、親が飲ませたいと思うだけでなく、子ども自身が「飲みたい」と感じる設計を重視してきた。

「ムテキッズ」開発の背景には、子どもの健康を取り巻く環境の変化がある。キリンビバレッジは、共働き世帯が全世帯の約7割を超える中、親が子どもの食事や栄養管理に十分な時間を割きにくい場面が増えていると説明する。学校給食という生活導線の中で商品を提供することで、子どもたちが自然に体調管理を意識する新しい習慣を育む考えだ。

今回の取り組みは、子ども向け健康飲料の販路拡大にとどまらず、学校給食と食育を組み合わせながら、子どもが自ら健康を考える接点を広げる試みとなっている。
編集部おすすめ