山形「つや姫」「雪若丸」ブランド戦略推進本部は14日、山形県のブランド米「つや姫」の新CM発表会を都内で開いた。発表会にはCMに出演した料亭「菊乃井」主人の村田吉弘さん、料理家・食育インストラクターの和田明日香さんが登壇し、新米の季節を迎えた「つや姫」の魅力や、美味しいご飯の炊き方についてトークセッションを行った。
新CMは10月22日から放映される。

吉村美栄子山形県知事(山形「つや姫」「雪若丸」ブランド戦略推進本部本部長)は冒頭挨拶で今年デビュー17年目となるつや姫がどのように生産されているかを説明した。つや姫に求められる基準は、

〈1〉県が定めた栽培適地マップに基づいた、限られた地域で栽培すること。
〈2〉栽培技術をブランド戦略推進本部が認定した生産者が栽培すること。
〈3〉農薬や化学肥料を通常の50%以下に抑えた特別栽培、または有機栽培に栽培方法を限定すること。
〈4〉食味検査を行い、たんぱく質含有率など一定の基準値をクリアすること

の4点。「この基準をクリアしたお米が山形県産のつや姫として市場に出回る。だからこそ山形県産のつや姫は美味しく品質が守られており、安心して召し上がれる。この度は、つや姫の美味しさと魅力をより多くの皆様にお伝えしたい。今までのつや姫ファンの皆様はもちろんのこと、もっとさらに新しい方々にも、つや姫ファンを増やしていけたら(良い)。山形県産のつや姫がこれからも多くの皆さんに愛され、米どころ山形県の存在感がより一層高まることを心から願っている」と挨拶した。

続くCM出演者らによるトークセッションでは、村田さんと和田さんがCM撮影時の思い出やつや姫に対する思いなどを語り合った。
村田さんはつや姫の特徴を「甘みと旨味、粒の大きさと艶やかで、噛んだ時の食感が、私の理想に非常にマッチしている」と表現し、山形県産のつや姫は特に「長年使っていてもクオリティが変わらないのが特徴」と語った。イベント後半の新米の試食では、山形県の郷土料理である芋煮とともに白米が提供された。和田さんは笑顔で白米を頬張り、村田さんは「今年の新米は特に良い」と出来栄えに太鼓判を押した。
山形「つや姫」新CM発表会、「つや姫」の魅力伝える
山形県の郷土料理である芋煮とともに白米が提供された
山形県の郷土料理である芋煮とともに白米が提供された
最後につや姫のおいしい炊き方を問われ、和田さんは「あまり研ぎすぎず、浸水はしっかりすること」、村田さんは「“研ぐ”のではなく5本指で“かす(洗う)”程度で十分。料亭で使うときは浸水時間の調整のため、ざるに上げて、濡れ布巾をかけたまま冷蔵庫で30分置く」と各々経験からくるアドバイスをした。

〈米麦日報 2026年10月15日付〉
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