スタートアップの間で融資・社債などのデットファイナンス(用語解説)やベンチャーデット(解説記事)の活用が進んでいる。2023年上半期を対象に、融資に積極的だった金融機関やVCなどをランキング形式で並べた。

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※公開情報をベースとしているため、デットファイナンスとベンチャーデットを区別せずカウントしている。

1位は創業融資として活用されることの多い日本政策金融公庫で43社。2位(24社)の商工組合中央金庫は、新株予約権の発行などを伴う「ベンチャーデット」を含めた融資を積極的に展開している。

スタートアップの支援体制を強化しているみずほ銀行三菱UFJ銀行が3位・4位とに続く。6位には地銀の静岡銀行が入った。同行もベンチャーデットなどを活用した融資を続けている。

地元・静岡県のスタートアップだけにこだわることなく、幅広い業種を融資対象と捉えている。

ベンチャーデットの活用の広がりを感じさせるランキングとなった。あおぞら企業投資(11社・4位)は2019年に国内でいち早く特化型のファンドを設立。2号ファンドの拡大を経て、2023年7月末には3号ファンドの組成も発表した。SDFキャピタル(3社・10位)も同様のスキームを展開している。

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【ランキング】スタートアップ向け融資に積極な金融機関やVCは?

資金調達金額や調達実施社数、それに積極的な投資姿勢を見せる投資家リストなど、多角的な視点から浮き彫りにしていきます。

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開催日時:2023年8月24日(木)12:00~13:30
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