編集工学研究所は、松岡正剛さん監修、編集工学研究所著・編集の書籍『情報の歴史21』を「アカデミックセット」として教育機関・学生向け価格で販売開始することが決定した。
歴史総合や探究型学習にも活用できる『情報の歴史21』は、幅広く歴史の学習に活用できる本として、刊行以来高い評価を得ていた。
東西の歴史を同時に見渡すグローバルな視座をもつことは、生徒や学生が自ら問題を発見し、課題解決力を養うための素地となる。これからの時代を担う若年の学習者にこそ同書を活用してもらうべく、今回アカデミックセットの発売を決定した。
見開きで日本史と世界史を同時に見渡せる
『情報の歴史21』は、「人類の誕生」から「現代の情報技術」までを網羅した年表。見開きで日本史と世界史を同時に見渡せる独自の編集フォーマットをもった年表となっており、5つの列で東西の政治、経済、文化、科学、流行の動向を一覧でき、歴史総合や探究型学習に適した構成をとる。書籍版は2020年までを、電子PDF版は2021年までを収録する。
電子PDF版では一般名詞、固有名詞での検索が可能で、探究したいトピックの起源、変遷、分岐を発見的に学習するのにも有効だ。
『情報の歴史21』の本体価格は、書籍、電子版それぞれ7,480円(税込)のところ、 アカデミックセットは書籍&電子版5,500円(税込)で販売する。
部数は、500部限定で、なくなり次第販売終了となる。申込期限は、9月末まで。学生・生徒(23歳以下)の場合、1セットから申し込みを受け付ける。
申込は、専用サイトへアクセスしよう。
今回、探究の学びを中心にしたカリキュラムで注目されている軽井沢風越学園の探究学習にて『情報の歴史21』の導入が決定した。5月から授業モデルの実践として、同校で実際に活用した授業がスタートする。
同学園の理事長・本城慎之介氏は『探究の「探」。
歴史の起源や分岐から未来を考える世界史×日本史の合体年表『情報の歴史21』を、この機会にチェックしてみては。
編集工学研究所:https://www.eel.co.jp/topics/press_release/5062
(江崎貴子)