今回からは私のソーシャルアパートメントでの実体験を元にしたお話をお届けします。


■ヤフトピで知ったソーシャルアパートメント

ヤフートピックスで紹介されていたのがきっかけでした。

R25で紹介されていた記事が転載されていたものでした。HPを見てみたら、不動産サイトとは思えないお洒落なサイトで、心が躍ったのを覚えています。当時新卒1年目だった私は、社会人になってから自然な出会いが少なくなったことをあまり快く思っておらず、学生時代の知り合いとばかり絡んでいてもつまらないなと思っていました。記事を見て、面白そう!とりあえず見てみたい!と思い、内覧の問い合わせをしました。

内覧で選んだのは、ソーシャルアパートメント上野毛でした。なぜ上野毛にしたかというと、当時の勤務地が田園都市線の駒沢大学駅にあったため、勤務地から一番近かったことが主な理由です。ただ、この妖艶な雰囲気のラウンジと、120インチの画面でプロジェクターを投映できるというのが気になったから、という設備面の魅力もありました。肝心の「どんな人がいるのだろう?」という点は、当時は入居者紹介ページがなかったため、妄想を膨らませていくしかありませんでした。


■偶然、代表が登場したパーティー内覧

待ちに待った内覧当日!引越しシーズンの3月。天気も良く、清々しく内覧へ。駅で内覧担当の方と待ち合わせ。もう一人女性の内覧客がおり、私と2人での内覧となりました。

最初はぎこちなかったのですが、徐々に話も弾み、盛り上がったことを思い出します。ラウンジを最初に見た時は、「おおっ!」と思わず唸ってしまいました。上野毛のラウンジは物件の地下の駐車場を改築したもの。地下に降りて行く階段からも、クラブのような雰囲気がありました。

ラウンジで説明を受けているうちに、偶然ながらもグローバルエージェンツ代表の山崎氏が現れました。私が内覧したときはオープン2週間足らずだったようで、社長自ら泊まり込んで物件を見ていたようです。山崎代表にソーシャルアパートメントが出来た背景について熱く語られました。やはり代表の話には説得力と深みがあり、その世界観に魅せられたことを覚えています。*ちなみに山崎代表による内覧は今でもたまにあるようです。新規物件では山崎代表の登場確率が高いと思われます。話を聞いてみたい方は、新規物件の内覧をお勧めします。

その日はたまたまパーティー内覧で(参照:パーティー内覧や鍋内覧に代表されるユニークなソーシャルアパートメントの内覧手法)グローバルエージェンツの関係者や、ほかの物件の入居者が来て15人前後のカジュアルパーティーとなりました。

120インチの画面でWiiでマリオカートをやったことを覚えています。ああ、ソーシャルアパートメントでの生活ってこういう感じなのね。と疑似体験するには良い機会でした。最初の内覧からパーティーまで含めると、5時間くらい内覧していたかもしれません。


■決断に悩んだのはぶっちゃけ家賃

内覧では十分楽しんだソーシャルアパートメントでしたが、即決できない私は持ち帰って検討しました。ネックは家賃でした。当時の家賃よりも上野毛の部屋の家賃は2万円高いものでした。ほかに1件だけ一軒家タイプのシェアハウスを内覧しました。こちらは当時の家賃よりも2万円安かったのですが、一軒家に6部屋で生活するという距離感が近すぎる点が気になりました。

結局、ラウンジのハード面の魅力とパーティー内覧でのソーシャルアパートメント体験に付加価値を感じ、ここしかない!と思い、申し込んだものの、満室になってしまったとのこと。内覧してから1週間後だったのですが、引越しシーズンということもあり埋まってしまったとのこと。これには天を仰ぎました。

最初に入居希望を出した2カ月後、運良く「空室が出ました!」と連絡をいただき、同じ轍(てつ)は踏むまいとそのときは即決し、無事入居に至りました。

私はたまたま入居できましたが、引越しシーズンの3、4月の動きは本当に早いです。私自身の体験からお早めの決断をお勧めします。次回は実際に住んでいて感じたことをお届けします。

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