
人生で最大の借金といわれる「住宅ローン」。住宅を担保にすることで多額のローンを利用でき、35年など長期間にわたって、元金と利息を返済していくことになる。どんなローンを選ぶかは、かなり重要だ。であるのに、約4割が「後悔している」のだという。住宅ローン選びについて、深堀りしてみよう。【今週の住活トピック】
「『住宅ローン選びの後悔』に関するアンケート調査」を発表/MFS
MFSが「住宅ローン選びの後悔」に関するアンケート調査を実施したところ、「住宅ローン選びで後悔していることはありますか?」の問いに40.8%が「ある」と回答した。
後悔している理由を聞くと、最も多かったのは「もっと金利の低い金融機関を選べば良かった」(31.7%)、次いで「違う金利タイプを選べば良かった」(20.3%)だった。

住宅ローン選びで後悔していること(複数回答)(出典/MFS「『住宅ローン選びの後悔』に関するアンケート調査」より転載)
住宅ローンは、窓口となる金融機関それぞれで複数の金利タイプのローン商品を用意している。その結果、どの金融機関のどのローン商品を選ぶかによって、当初の金利や借入期間中の金利の動きが変わってくる。加えて、今はほとんどの金融機関で一定の条件に当てはまる人に対して、金利を引き下げる「優遇金利」を用意しているので、同じ金融機関で同じローン商品を選んだとしても、人によって適用される金利が違うということもある。