8月12日は「配布の日」。日本広告配布事業組合が、広告宣伝における配布の役割をPRするために「は(8)い(1)ふ(2)」の語呂合わせにちなんで制定した。

ところで、広告にまつわる“配布”といえば真っ先に思い浮かぶのがポスティングチラシ。出前のチラシなど生活に必要ものも確かにあるのだが、大量に投函されるポスティングチラシを迷惑に思っている人も少なくないだろう。そこで今回はポスティングチラシを迷惑と感じている人の為に、その対処法を消費生活センターの生活相談担当者にお話を聞いてみた。

「業者を調べて連絡するという手段を実行する方が多いと思います。確かに直接連絡すれば多くの業者がポスティングを止めるでしょう。しかし、その場合に個人情報を伝えなくてはならないケースが多いため、あまり得策ではありません」

個人情報は一度出回るとどこまで広まるか予測がつかないため、下手に個人情報を伝えてしまうと後で思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあるそう。また、逆恨みを受ける可能性もないとは言えず危険なんだとか。それでは、ほかにどんな手があるのだろうか。

「もしマンションなどの集合住宅に住んでいる人であれば、みんなで話し合って管理業者にポスティング禁止の張り紙を張ってもらうなどの措置を行うと良いですね。また、消費者生活センターからポスティング業者に連絡することもできますので、解決策が見えない時はご相談ください」

ポスティング・チラシも、中には美容院の割引券付きのものなど、暮らしに役立つものもある。また、片面しか印刷がされていないものは裏紙としても使用可能…。といってもポストにあふれてしまう状況はなんとかしたいものだ。

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