11月29日は「いい肉の日」。「い(1)い(1)に(2)く(9)」の語呂合せから、宮崎県の「より良き宮崎牛づくり対策協議会」が提唱している記念日だ。

肉といえば、牛肉、豚肉、鶏肉など様々な種類があるが、やはり王様といえば牛肉だろう。なかでも松阪牛をはじめとしたブランド牛と呼ばれる一部の和牛は、日本国内はもちろん、海外でも高い評価を得ている。そこでここでは「いい肉の日」にちなんで、日本各地のブランド牛をいくつか挙げてみたい。参考:松阪牛ポータルサイト(http://matsusaka.no.land.to/)


■宗谷黒牛(北海道)

全国で200を超す銘柄牛のうち、最北端で作られている。黒毛和牛と外来種アンガスなどの掛け合わせで、双方の“いいとこ取り”を実現。


■米沢牛(山形県)

黒毛和種で山形県の置賜郡地方で12ヶ月以上飼育されて、日本食肉格付協会が定めるA5、B5と格付けを受けた枝肉重量が雌で330kg、去勢で380kg以上のものをいう。


■松阪牛(三重県)

言わずと知れた“王様の中の王様”。黒毛和種牝牛で松阪市を中心とした地域で肥育した優秀牛で、肥育日数500日以上、牝の未経産和牛などが条件とされている。


■熊野牛(和歌山県)

丁寧すぎるほどの飼育で現在では約200頭位しか存在しておらず、また月8頭程度しか出荷されていない大変稀少価値の高い和牛。


■近江牛(滋賀県)

三大和牛のひとつとされる。黒毛和種の和牛が滋賀県内で最も長く肥育された場合に許される呼称で、肉のきめが細かいのが特徴。


■神戸ビーフ(兵庫県)

日本の牛肉文化は神戸港開港がきっかけ。

外国人居留地に住む外国人たちは、肉屋の無い日本で、牛の解体も自らで行っていた。この時食べたものが、「神戸ビーフ」と呼ばれるようになった。


■石垣牛(沖縄県)

最初から食用牛として生まれた黒牛には、無理な脂肪をつけるための飼料を与えることなく育てられ、1年中放牧されて青々とした牧草を食んでいる。

大量生産が難しく、一頭一頭手間暇を掛けて育てられるブランド牛。当然、価格面でも王様クラスだがちょっと気張って手を伸ばしてみてはいかがだろうか。

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